第一章 "出会い"

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由「水那!…!?」 水「あ、由樹!」 「ちっ、またお前か!」 グイッ! 黒服が水那の首筋にナイフを当て、口にガムテープを貼った 水「…!?」 そのまま腕をつかみながら逃げていく 由「水!…那…」 マ「あ~あ」 水「!?」(何よあ~あって!?捕まってんのよ!?) 水那が文句言いたそうにしてるな 「ハハッ!人質さえいりゃあ!……?」 黒服が宙に浮いてる と言うより持ち上げられてる 「誰だ、お前…」 ?「…」 ブンッ 黒服がそいつに投げられる そして五メートルほど飛んでいった 由「ナベ、ご苦労さん」 ナ「おう」 こいつの名前は田辺 薪兎(タナベ マキト) 名前にウサギが入ってるとは思えないほどデカい図体をしている そして水那はというと ナベが助けていた 水「マキ~!!」 ナ「大丈夫か?」 水「大丈夫じゃないわよ!足くじいてんだもん!」 こいつの名前は水那辺 奈実(ミナベ ナミ) みんなが水那って呼ぶから定着してる ナ「シップならあるが」 水「あぁありがと…何であんのよ」 ナ「ケガしたときのためだ」 水「そうですか…」
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