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由「水那!…!?」
水「あ、由樹!」
「ちっ、またお前か!」
グイッ!
黒服が水那の首筋にナイフを当て、口にガムテープを貼った
水「…!?」
そのまま腕をつかみながら逃げていく
由「水!…那…」
マ「あ~あ」
水「!?」(何よあ~あって!?捕まってんのよ!?)
水那が文句言いたそうにしてるな
「ハハッ!人質さえいりゃあ!……?」
黒服が宙に浮いてる
と言うより持ち上げられてる
「誰だ、お前…」
?「…」
ブンッ
黒服がそいつに投げられる
そして五メートルほど飛んでいった
由「ナベ、ご苦労さん」
ナ「おう」
こいつの名前は田辺 薪兎(タナベ マキト)
名前にウサギが入ってるとは思えないほどデカい図体をしている
そして水那はというと
ナベが助けていた
水「マキ~!!」
ナ「大丈夫か?」
水「大丈夫じゃないわよ!足くじいてんだもん!」
こいつの名前は水那辺 奈実(ミナベ ナミ)
みんなが水那って呼ぶから定着してる
ナ「シップならあるが」
水「あぁありがと…何であんのよ」
ナ「ケガしたときのためだ」
水「そうですか…」
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