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数分後、桜雪島へと辿り着いた。
試験官は桜雪島にはいないで、モニターによって俺らを監視しているらしい。
「ここが桜雪島か………。桜と雪が永遠に散ってゆくという島…か。」
フェンは冷たい雪と綺麗な桜吹雪の中を走った。
途中で、罠のような物もあったりしたが、目にも留めず桜雪島の源流を目指していった。
と、その時、突然地面が大きく揺れた。
「な、なんだ?地震か?ええい、気にするもんか!」
ひたすら源流を目指し走ったが、地面の揺れはおさまらない。
すると、
「オマエラヲコロシニキタ。シニタクナケレバオレヲタオセ。」
変なロボットが急にフェン達に話しかけた。
状況は分からなかったが、‘コロス’という言葉があったように、フェン達を間違いなく殺すつもりだというのは分かった。
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