この想いを。

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先輩と出会ったのは、高校二年生のときだった。    * * * 膨大な量の資料。 私に任された仕事は、とてもじゃないけど、1人で出来る仕事じゃなかった。 文化祭の実行委員なんか、やらなければよかった。 男子は帰っちゃうし。 泣く泣く資料に手を伸ばしたとき、 ガラリ、と。 ドアが開く音がした。
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