…声…

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思っていると、声がした。 聞き覚えのある声。 その声は、お父さんの声。 亡くなったはずの… 父の声。 お父さんがこう言ってきた。 『我慢しなくて、良いんだよ。 泣きたいなら、泣きなさい。 誰も馬鹿にはしないから。』 この声を、聞いた途端。 涙が土砂降りのように… 溢れんばかりに出てきた…。 一年分の涙が…。
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