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「じゃあお願いよ?」
「わかったよ・・・。」
朝食後、俺は愛衣姉に脅迫され仕方なく妹達の部屋へ向かった。
ガラガラ・・・!
「ふっふっふ・・・お兄さんが起こしてあげよう・・・オッス。」
・・・。
なぜだ・・・なぜ。
「なぜ生きているんだ!? 確かに殺ったはずなのに!!」
「甘いな風、俺があの程度で犯られる訳はないだろオッス。」
字が違う! などという突っ込みはいい。
「とりあえずもう一度死ね!」
「ふんっ!?」
「な・・・なに!」
俺の蹴りを受けて怯まないだと!
「あの時は油断していただけだ。この俺の熱い胸板の前ではお前の蹴りなど傷一つ付かないオッス。」
「じゃあここならどうだ!」
「アッー!?」
兄貴を倒した・・・。
「いくら兄貴でも、そこだけは鍛えられるはずないからな。」
「何を言っている、俺のここは今もカッチカチ」
「やかましいわボケぇえええ!」
「アッー!?」
俺は兄貴の♂を踏み潰し、妹達の部屋へ入ると、なにやら可愛らしい声が聞こえてきた。
「にゃ~ん・・・そこはダメなのzz」
「ふぁぁ・・・私だって一人前なのだぁzz」
「兎衣はまだまだ子供なの~zz」
「そうかなぁ~?zz」
「ここも子供なの~zz」
「ふぁぁ・・・そんなとこ触っちゃダメだよぉzz」
「にゃ~ん、可愛いの~zz」
「詩衣お姉ちゃんやめてよぉzz」
・・・。
突っ込みどころがあり過ぎて困るが。
とりあえず・・・なぜ寝言で会話が成立しているのだろう。
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