ロ1

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- 夕「ちょっ!慎平みて!重岡先輩が校庭でサッカーしとる!」 慎平「ほんっっま夕しげ好きやなー」 夕「もうめっちゃイケメン!」 慎平「まーどうせ夕なんかしげは興味ないわ」 夕「慎平、殺す」 慎平「やってしげやで?」 夕「まあわかっとるけどなー」 仲原夕。高校二年生 生徒会長の重岡大毅先輩に恋して1年。入学式で始めて見た舞台の上に立つキラキラ輝いてる先輩の姿は今でも忘れられない しかし、まあそんな重岡先輩は超イケメンな上に超紳士やから超モテるわけで まだ一言も話した事すらないあたしなんか所詮こうやって窓から重岡先輩を眺める事しか出来ません そんな感じで今日も眺めながら高校に入った時から仲が良い慎平にぶつくさ文句を言われます 慎平「しげはやめとけー。絶対無理やから」 夕「でも好きなんやもん。眼鏡とかめっちゃ似合っとるし」 智洋「夕ならイケそう」 夕「わっ!神ちゃん!」 智洋「慎平、夕が好きやからしげに取られたくないねん」 慎平「…は!?」 智洋「やから反対ばっかすんねんなー慎平君ったらやーだ」 慎平「んなわけないわっ!/」 夕「ちょっ見た!?重岡先輩シュートしたやん!やばい!」 あたしなんか重岡先輩に想いを寄せるたくさんの女子の一人なだけ やから こうやって眺められるならそれで良い -
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