崩れる時間

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博人自宅 亜美 「ちょっ!」 流石の亜美も 無断で部屋に入るのは躊躇うのか? 俺を制止しようとするが ギィー! それを無視し玄関に入る 俺 「オッハヨー!」 「亜美も来たぞー!」 亜美 「ちょっとっ!」 俺 「お邪魔ー!」 靴を脱ぎ… 玄関の部屋から順に 開けてゆく… ガチャ! ガチャ! その行動に不安を感じたのか 亜美は俺の服を掴み ピッタリとついてくる… 俺 (後は寝室だけだな…) 亜美 「………」 俺 「よっ!」 ガチャ! 俺 「………」 亜美 「何居たの?居たのっ?」 俺 (やっぱり居ないか…) 亜美 「なんだ居ないじゃん♪」 「あー心配して損した♪」 こいつが何を想像したかは 何と無くわかる でも本当に問題なのは そこに居る事より居ない事… それが問題なんだ…
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