終わりのその日(1

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某居酒屋 暫くして… 店員 「お待たせしました!」 博人 「キタキタ♪」 「じゃみんな仲良くっっ!」 三人 「乾杯ー!」 これを合図に 俺達は呑んでは食い食っては喋り 時間を気にする事なく語り合った… 亜美 「ねぇー!」 俺 「イタタタタ…」 俺の腕をつねりながら 亜美が俺に聞く 俺 「んだよ…」 ドッ! 俺 「ゴフッ!」 亜美 「ん?」 拳がキラリと光る 俺 「何ですか…?姫?」 亜美 「あんた…」 「ふっふ…」 俺 「だから何っ!」 亜美 「別れ…たんだってぇ?」 「ぎゃーはははははっ!」 俺 「なっ!」 「笑うな!」 「それにまだ別れてねーよ!」 亜美 「………」 「あそっ…」 俺 (何なのそのリアクション!) (お前はアレか?) (俺が 不幸じゃなきゃ幸福じゃねーてか!) 亜美 「何?ヤル?」 俺 「いえ…」 亜美 「ぎゃーははははは!」 「ねっ!ねっ!見た見た?」 「博人見たよね?さっきの顔っ!」 「女にビビってやんのー!」 博人 「んー?」 「あぁ…あれだ…」 「亜美は 浩介が居るとごきげんだ♪」 俺→「木戸 浩介」 (きど こうすけ) 俺・亜美 「はぁー?」 博人 「だからー♪」 「その気なら浩介いけるぞー♪」 「なんつっって♪」 「ははははははっ♪」 俺 「あ……」 亜美 「ゴラァー!!」 博人 「ハベッ!」 「ベヒャッ!」 店員 「お客様っ!」 「他の お客様もいらっしゃいますので!」 俺 「………」 (女が男に馬乗りパンチ…) (見るのリアルに初だわ…) いつもハードに盛り上る時間 こんな時を 俺達は年に2・3回過ごしている… この次もまたその次も… 長く続くものだと俺は願っていた…
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