終わりのその日(1

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俺 「ハァハァハァ…」 (相変わらず速えーな…) 俺 「ん?」 五つ先の電柱にもたれ止まる亜美… その間にダッシュし追い付く俺 俺 「ハァハァハァ…」 「お…前」 亜美 「嫌っ!変態っ!」 ドスッ! 俺 「オヘッ!」 亜美の後ろ蹴りが溝内にヒット! 俺 「オデダ…オデ…」 亜美 「嫌ー!」 俺 「バカっ…!」 「大声出すな…」 「知らない人が見たら誤解するだろ!」 亜美 「………」 「浩介だっ!」 俺 「だっ!じゃねーよ!」 亜美 「あり?」 「博人は?」 俺 「さっき帰ったよ!」 亜美 「なんでよっ!」 俺 「………」 (こいつっ!) 俺 「いいから…」 「とりあえず俺ん家で酔い醒ませ」 亜美 「ヤダ…」 俺 「………」 亜美 「呑むっ!」 俺 (めんどくせー!) 亜美 「コンビニ行く!」 俺 「へいへい…」 亜美 「あんた出してね♪」 俺 「!?」 (そこはチャッカリ!) 亜美 「あと煙草も買って!」 俺 「はいはい…」 (…最早言う言葉は無い) 激闘な時間の後は 静かな時間が流れるもの… 俺達は 近くのコンビニで買い物をし 暫くは無言で歩き続け家へと入った
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