9人が本棚に入れています
本棚に追加
少年は親友を失い、途方に暮れました。
心の中の思い出を大事にしていても、親友はもう傍には居ません。
そんな少年の心は更に荒れ、母とぶつかる事も更に増えました。
そしてあろう事か、少年は母に暴力を振るってしまいます。
母は必死に少年を責め立てました。
少年はとてつもない罪悪感に襲われました。何度も後悔をし、謝りました。
それでも、母は何かある度「女性を殴る男なんて最低」と少年を責めるのです。
少年はそれを理解し、深く反省しているからこそ、その言葉がとても傷付きました。
そんな少年は、逃げるようにバンドを始めました。
転校してしまった親友に、形だけでもとお願いしてバンドを結成しました。
少年は自分の経験を歌につめ、作詞・作曲をしました。
少年に取って、歌は裏切らない存在になっていました。
最初のコメントを投稿しよう!