幸せの星

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少年は親友を失い、途方に暮れました。 心の中の思い出を大事にしていても、親友はもう傍には居ません。 そんな少年の心は更に荒れ、母とぶつかる事も更に増えました。 そしてあろう事か、少年は母に暴力を振るってしまいます。 母は必死に少年を責め立てました。 少年はとてつもない罪悪感に襲われました。何度も後悔をし、謝りました。 それでも、母は何かある度「女性を殴る男なんて最低」と少年を責めるのです。 少年はそれを理解し、深く反省しているからこそ、その言葉がとても傷付きました。 そんな少年は、逃げるようにバンドを始めました。 転校してしまった親友に、形だけでもとお願いしてバンドを結成しました。 少年は自分の経験を歌につめ、作詞・作曲をしました。 少年に取って、歌は裏切らない存在になっていました。
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