眼鏡~1~

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☆ どうしよ~~っ! バレた、見られた。 よりによって1番知られちゃマズイ男に・・・・ 誰かぁーーーーッ!!! パニックなりながら走りまわっているとドシンと誰かにぶつかった・・・ 『ぎぉす!』 その途端 またしても私の眼鏡は吹き飛んだ・・・ 「何をしているのですか?」 『うぇ~んっ 私の眼鏡~ 』 目の前にいる男子に気付かず吹き飛んだ眼鏡を探し続ける・・・ 『なんで今日はこんな目に合うのよ~っ アイツのせいだぁ~ 芹崎 侑李……全てあいつがぁぁあ~!! うわ~んっ」 パニックになっている私の目にいつもの眼鏡がスッとかけられた・・・ あれ・・・・・・? 「ったく何やってるんですか? だから 芹咲 侑李には関わるなと言うんです!」 私は立ち上がりパッパと制服についた泥を落とした・・・ 『申し訳ありませんでした。 少し取り乱してしまいました』 「乱し過ぎというものです。 最近注意力が足りないのではないですか? 眼鏡のスペアを持つように進めたはずですが何故持っていないんです? こんな事でみんなにあなたの秘密がバレてもいいのですか?」 目の前にいる男子、小笠原 幸平(オガサワラ コウヘイ)に向かい『すいませんでした』と頭を下げた・・・ こう見えて私達は昔からお互いを知っている幼なじみだ・・・  
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