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まったく、現代の若者たちにも見習ってして欲しいくらい素晴らしい孝行娘だな。
あの時の嫌がるような反応や、死にかけたあの時の反応も全部、アルフォート・ミニチヨ・コレイトと言う人間の行いの悪さのためだろう。俺が見ても分かる。この娘はすごく優しい。
とりあえずって事で、あの後医者に診てもらい彼女から説明を受けた。
文脈がおかしい気がするが、そんなこんなで今俺は学校の前にいた。
おかしい……。
文脈がおかし過ぎる。
説明からいきなり学校とか。
ありえねぇ。
まぁ、ミルナさんに連れられて学校の前まで来ていた所で、現実逃避気味に回想に浸っていた訳だが。
「行きますよ」
「待て、頼むから待て」
「ただでさえ遅刻なのに、これ以上遅くなる訳にはいきません」
無理無理無理無理!
「だって、俺今までの事をまったく覚えてないし、絶対に変な目で見られるって!」
こういうのは苦手なんだって! 誰かになりきるなんて絶対に無理だっつうの! つうか、オタクの俺でも学校は通ってたけど、友達出来ませんでしたしね!!
いや、机田村君……。
君がいたじゃないか。
（※ 机の事です）
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