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床に着地すると同時に狙ったリュートの足払いを、某ソウルイーターの武器たちのように足を鎌に変形させて斬り落とそうとする。
「《炎刃》!」
それを最上級魔術の炎を足に纏わせて迎え撃つリュート。
流石冥王神といったところか、廊下が一気に灼熱で焦げ、逆にこっちが融解されそうな程の温度に、一旦距離を置こうと数メートル後ろへテレポートした。
「逃 が さ ん!」
そこへリュートの追撃が追ってくる。
今度は手に雷を纏った槍を握って。
「これがオレのゲイ・ボルグ♂なんつって!」
「アッーーー!」
連続して繰り出される突き。もはや突きというより、波状と化している攻撃を某フルダイブゲームのモテ男の二刀流で受け流していく。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
互いに一歩も譲らない鍔競り合い。
武器同士がぶつかり合って生まれる衝撃波が屋敷を更にボロボロにしていく。
ふと、違和感を感じる。
「……ちょいまてリュート、可笑しくねえか?」
「It isn't resigned from,the kappa shrimp rice cracker which doesn't stop」
「うん、日本語でおk」
「やめられない、止まらない。かーっぱえびせん!」
「エキサイト先生に頼ったな貴様」
「ソ、ソソソソンナコトナイヨー」
「そうか?そうだよな、疑ってごめんなとか言うとでも思ってんのかこの脳味噌花畑!」
「はぁああ(´Д`)?オレだってyes Wii canとか、そんくらい英語知ってるしい!」
「自ら馬鹿を露見させるような発言だな。もうそんなこと言ってる時点でお前はアホだ。それと顔うざい」
ちなみにこの間、互いに一切手を止めていない。
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