チート、始まるよー

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その後、並んでいた列の方々から盛大な拍手をされた。 そして店が開店し、大乱闘の果てに手に入れた俺の嫁たちを自室の棚に乗せていた。 並べ終えてからベッドに座り嫁たちに囲まれながら、幸せ気分に浸っていた。 そう。ここからまったく記憶がない。気が付いたら東京上空で倒れていた。 回想から帰った俺は、改めて周りを見渡す。 いつもと変わらない東京。ただ違うと言うならば、車がまったく走っていないという事。ここが東京ならば、まずこれはあり得ない事だ。 俺が立っている場所は地面も何もない。先ほどの『浮いている』という表現は撤回しよう。言うならば、地面があるような『感覚』という方が正しいだろう。 果たしてこれは夢なのだろうか?さっきまで興奮しまくっていた俺が、三日連続の徹夜程度で寝てしまうとは思えない。その気になれば一週間はいけるくらいだし。 「お前を呼んだのは私だ」
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