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七つ目の不思議
願いの叶う泉
体育館裏の森にある小さな泉に願いを叫び、お供え物をすると泉の妖精が願いを叶えてくれる…………事がある
しかしその正体は、
伊野 裕司 17歳 幽霊と、シノさん 年齢不詳 猫又 の仕業なのである
裕『あ~ぁ、あの時気まぐれに願いなんか叶えたもんだから………。
最近面倒な願いが増えたよね~』
シ『まぁ、幽霊なんて何時も暇ニャんだからたまに楽しみがないとニャ』
裕『そうだけどさぁ…』
出会いのきっかけは偶然
20年前に事故死して、
《未練を残して成仏できるか!!》
と学園をさ迷い続けいた時、これまた死後100年を越え成仏できず幽霊猫又 となったシノさん、本名 志乃月に出会った。
幽霊同士、意気投合した二人?
そこで知ったシノさんの 楽しみが、人助けだった
猫ゆえに、落とし物探し等小さな事しかできなかったが、裕司が加わり、恋愛成就からテストの答えまで叶える様になる。
そして幽霊らしく薄暗い場所を好み、森の泉によくいた為、泉の精説が出来上がったという訳
だが気まぐれな性格で、願いを叶えるかは気分次第。お供え物、主に食べ物が無くなると叶うらしいという噂
ちなみに、音楽室の猫は 勿論シノさん。趣味の歌を練習しているそうだ。
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