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そして現在……
シ『もう少しでまたあの大きいケーキが食べられたはずニャのに!!!』
裕『噂通り、果てしなく面倒臭い奴だったねぇ。
ますますやる気無くなったんですけど………』
シ『何を言ってるニャ! ケーキの恨みを晴らすんだニャァァ!!』
裕『えぇ~、俺そんなにケーキ好きじゃないし』
シ『……いいのかニャ?このままだとあいつまた来るかも知れないニャ。
しかも七不思議を知ったら、毎日自分勝手な願い事するかもニャ?』
裕『よし!八雲 奈津撃退を此処に宣言する!!』
シ『ニャァァ!!絶対消してやるニャァァ!!』
裕『いやいや、追い出すくらいにしといて!!』
と言う訳なのだ。
食べ物の恨み………シノさんのケーキに対する執念は恐ろしい
裕『で、具体的には何をしたらいいのかな?俺達は人間には触れないし、霊感無い奴に霊気での脅かしは効かないぜ』
シ『フニャァ……、確か 生徒の中にでっかいお寺の息子がいたニャ!』
裕『あぁ……、近付くと問答無用でお札とお経を構える奴か………。あいつのせいで何回成仏しかけたか!!まさかそいつに接触するのか?!』
シ『他に思い当たる生徒がいないニャ……。
それに、さっき佐藤 淳弥が言ってた生徒会の変わり者が多分そいつニャ』
裕『まぁ、あいつ顔はいいからなぁ。果たして上手くいくのやら……。
はぁ~……気が重い』
シ『とにかく明日にでも 接触して見るニャ!!
八雲 奈津!幽霊怒らせた事後悔するといいニャァァ!!!!』
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