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創立100年を越える男子校名門双葉学園
この学園の七不思議
夜中に動き出す人体標本
血の涙を流す絵画
深夜2時頃聞こえる悲鳴
廊下を走る白い影
夜の音楽室から猫の声
教頭のヅラ疑惑
そして…………
「ねぇ、本当に此処?」
「そうだよ!体育館裏の森にある泉って言ってたもん!」
「何だか薄暗くて気味悪いよ……。早く済ませて戻ろう?」
「うん………。
泉の精さん、次のテスト必ず満点取らせて下さい!これ、お供え物です。
よし、戻ろう!!」
二人が走り去り、静寂が訪れた頃………
?『テストなんか自分でどうにかしろ!!
と言う事で、シノさん?それ食べちゃ駄目だよ』
シ『ニャァァ!!?』
?『駄目!!食べたら願い叶えてあげなきゃならないでしょ?!』
シ『ニャッ……上手そう ニャのに!馬鹿裕司!』
裕『はいはい、別にシノさん食事しなくても問題ないでしょ?』
シ『そうニャけど、気分的なもんニャのだ!』
裕『とにかく!今回泉の精はお休みで~す』
シ『フニャァ……
ひまじ……暇幽霊のクセに!』
裕『暇幽霊猫のクセに』
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