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何とかシノさんを宥め、次に向かったのは
オカルト研究会の部室
裕『あぁ……、相変わらず薄暗くて陰気臭くて居心地最高だねぇ』
シ『オカ研のクセに僕達に気付く奴もいニャいし、見てるだけなら面白い部屋だニャ!』
怪しげな祭壇やお祓い道具があるのだが、実際に効果があるかは不明だ
裕『俺達より部長の方が幽霊っぽいしな。あの青白い顔、俺達でも怖いもん』
シ『100年、此処にいるけど、一度もお祓いした所見てニャいぞ。幽霊仲間でも有名ニャ駄目集団だニャ!』
裕『確かにねぇ。まぁ、祓われちゃ困るけど』
その後一時間程校内を周り、泉へと戻った
裕『今日も学園は平和だったね。面白い奴いっぱいいたし』
シ『帰り際に教頭の頭ずらしてきたのニャ!きっと生徒も喜ぶはずニャ』
裕『ぶっ!あはははははは!!七不思議が一つ消えるかもな!』
シ『そしたら僕達で新しいの作るニャ!保健医のオカマ疑惑、学年主任の 年齢詐称……etc、ネタは尽きないニャ!』
一通り盛り上がった後、生前の名残か夜は睡魔が来る俺。完全に幽霊なシノさんはこっそり嫌がらせをしに寮に向かった。
名も知らぬ生徒さん、
ご愁傷様
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