幽霊だけどね!

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 ~廊下~ 『ね、石倉ってあの人だよね?』 『そうそう!でも僕達の事見えないんでしょ?』 『え~?どうやって驚かせばいいのかな?』 ザワザワ ヒソヒソ 石「何だよこれ……!! 一体何処から聞こえてんだ?!」   ~教室~ 石「奈津ー!!おはよう 今日も可愛いなぁ」 奈「だから可愛いとか止めろよな!それより今日こそ神楽達に会うんだからな?!お前らに酷い事言ったんだ!ちゃんと謝らせないと駄目だもんな!!」 御「奈津、そんなに俺達の事思ってくれるなんて嬉しいぜ!」 久「本当、奈っちゃんはいい子だね~!ますます好きになっちゃうよ~」 奈「当たり前だろ!お前らは俺の友達だもんな!それに神楽も友達だからな、友達が悪い事したら注意してやらないと!友達は仲良くするもんだからな!!」 石「奈津……!でも無理しなくていいんだぜ?次は奈津が酷い事言われるかもしれないぞ?」 奈「俺の心配してんのか?大丈夫だって!俺には叔父さんも付いてるし、神楽だってあの時はきっと久しぶりに会えて照れてただけだろ!!次会ったらあいつも俺達と一緒がいいって言うだろうしな!!」 石「奈…シ『バカウケだニャァ!!神楽がそんな事言う訳ないニャ!頭にお花咲いてるかニャ?』…だ、誰だ?!」 御「健吾、急にどうしたんだ?」 石「いや、変な声が…」 裕『無駄だよ?今俺達は君の耳元で話してるから 他人には聞こえないよ? 石 倉 君 ?』 石「う、うわぁぁ!!」 バタバタバタッ 奈「あ、おい!!健吾の奴、どうしたんだ?!」 御「さぁ?な、あんな奴放っといて、今日は俺と二人で遊ぼうぜ?」
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