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石「ひっ!?何だよ!何なんだよ!!なんで俺なんだよ!!!!」
神「おや、相当参っているようですね?」
石「当たり前だろ!?毎日毎日声だけに追い掛けられて、部屋も廊下も教室も外でも!!終いには奈津に変な目で見られるし!もう限界なんだよ!!」
神「………だから?」
石「え……?」
神「限界だから?私が幽霊が見えるから?助けて欲しいって?ふん、馬鹿も休み休み言って下さい
私は!!貴方達が遊び歩いている間、一人で仕事をしているのですよ?ちょっと注意すれば反抗的な態度ばかり!奈津が奈津がって馬鹿の一つ覚えみたいに!!
そのくせ、自分の都合で 私に頼み事?!何様のつもりですか!言ったはずですよね?泣いて土下座しても許さないと!!」
ストレスの原因の一人を目の前にして、我慢も限界だったのだろう
ここぞとばかりに罵声を浴びせかけた
シ『ニャハハハ!神楽も中々言うニャ~!!石倉君、諦めるのニャ。神楽は助けてくれない。そして僕らも君を追い回すのを辞めない……ニャ!』
パシッ ピシッとあちこちから音が聞こえ、改めてシノさんが幽霊だと実感した神楽………だが
神「シノさん、生徒会室の物を壊したら除霊ですよ?」
シ『ニャニャッ?!ここは一番盛り上がる……』
神「除霊」
シ『フニャ~………』
ただでさえ、八雲 奈津によって多数の器物破損。
これ以上無駄な出費は控えたい副会長兼会計な神楽だった………
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