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石「っ!!……すまん」
石倉君が落ち着いた所で
神楽が説明を始めた
神「結論から言えば、原因は八雲 奈津ですね。
ルカ君が言っていた二ヶ月前といえばちょうど彼が編入してきた頃です。
恐らく、彼の言動で被害を受けた者並びに生徒会役員の変化に嫌悪する者など、多数の感情が学園内の空気を悪くしたんでしょう
そして、力の弱い者、元々悪霊の気があった者達がそれにあてられた。
ま、こんな感じですかね ルカ君、どうです?他に分かる事あるかな?」
ルカ君は多少石倉君に怯えながらも一生懸命話してくれた
ル『えっとね、僕がおへやの外見てたら、おっきな声のおにいちゃんと、
そのおにいちゃんにちゅーしてるお兄ちゃん達がいたの!でね、ちかくにいたちっちゃいおにいちゃん達にこらーっておこったの!!
そのあと、ちっちゃいおにいちゃん達が僕のおへやで泣いてた!!それみてたら、カラダがムズムズしてワァーッてなったんだよ!
あ!ちゅーしてたお兄ちゃんの中にこの人もいたんだよー!』
そう言って、真っ直ぐ石倉君を指差した
神「ふむ、大きな声は八雲、キスは生徒会、小さい生徒は恐らく親衛隊でしょうね?石倉君、覚えてますか?」
石「お、俺!?俺は奈津にキスなんか……!!」
聖「何か…思い当たる事があるんだ?」
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