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石「一月くらい前だ。奈津に学園を案内している途中で、御影達がふざけて奈津にキスしたんだ。
そこにたまたま親衛隊の奴が通り掛かった。
その頃はまだ親衛隊の中にも俺達に意見する奴がいて、そいつらも奈津に向かって文句言ったもんだから御影がキレた。
多分、この子が言っているのはその時の事だな」
聖「………最低だね。その親衛隊の子達が可哀相だよ」
石「な!でもあいつらは奈津を泣かせたんだ!!
親衛隊のくせに奈津を傷つけるなんてキレられて当然だろ!!」
神「……救いようのない馬鹿ですね、八雲も貴方達も。ちょっと注意されたくらいで泣くわ、喚くわ、揚げ句の果てに生徒会まで一緒になって罪の無い生徒を傷つけて……
貴方達より親衛隊の方がよほど常識的で信頼できますよ!!」
石「なんだと!?親衛隊なんか俺達に取り入ろうとするだけの迷惑な奴らの集まりじゃないか!」
神「それは貴方達の偏見です。私の所は、常識ある行動の取れる良い子達ばかりですし、現にルカ君が見ていた時、親衛隊の子に注意されたのでしょう?
もっとも、その親衛隊も今の貴方達に幻滅している様ですがね」
聖「うちは基本、過激な事はしない生徒が大多数だから意見するなんて相当勇気を出したか、君達の行動に我慢の限界を迎えたかしたんだろうね」
シ『そんな健気な姿を見ようともしないで、親衛隊批判するなんてお前達の方が最低ニャァ!!』
皆が石倉君を攻める中、
黙って見ていた裕司が疑問を投げ掛ける
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