1779人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日、屋上扉前
神「二人共、準備はいいですね?」
石「あぁ」
聖「うん……」
ガチャッ
ユ『いらっしゃ~い!!
石倉君の方から来てくれるなんて感激~!!』
石「ひっ!?こ、こんなオッサンみたいな奴だったのか!?」
ユ『酷~い!オネェさんって言って?で、そちらのお客様は?』
神「貴方から多大な迷惑を受けていると石倉君から訴えがありましてね、
貴方を除霊させて頂こうと思いまして」
ユ『あら~?石倉君ったらそんなに私が嫌いなのかしら~?』
石「あ、当たり前だ!!
毎日毎日朝から晩まで、生徒会室にいる時以外、ずっと付き纏いやがって!!その度に耳元で卑猥な話されるのはもううんざりなんだ!!」
ユ『やだ、ショック~!
それで?貴方みたいなガキに私が祓えるとでも?』
神「それはやってみなければわかりませんよ?
石倉君は後ろへ、聖!数珠と経本を!!」
聖「はい!!」
ユ『ふふっ、お手並み拝見ね!』
二人が対峙した瞬間、空気が張り詰める
互いに動かぬまま数分、
ついに神楽が動き出す
神「何妙法連………汝、あるべき場所へ戻りたまえ!!!」ジャランッ
お経と共に数珠を投げるがあっさり避けられる
ユ『ふふん、そんなの効かないわよ~?』
余裕の表情をするユキ……雪之条に、怯む事なく 次を仕掛ける
最初のコメントを投稿しよう!