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ボクの名前は早川あおい、小波高校二年生のか弱い女の子テヘ
これでも一応、野球部主将なんだよ。
先輩たちが引退して極端に部員の数が減って・・・
今ではボクを含めて9人しかいないんだ!!
さすがにやべぇってことで今は手当たり次第野球部に誘ってるところだ。
「あおいちゃん」
「何・・・えーっと・・・ゴンザレス君?」
「矢部でやんす・・・・、どんな間違えでやんすか・・・」
ボクの隣で『野球部員募集』のポスターを持っているメガネ君の名前はゴンザ・・・・矢部明雄君。
もちろんボクと同じ野球部員で一応(レギュラーキャラだから)副キャプテンである。
「たぶんもう入ってくれる人なんていないでやんすよ・・・」
「何で?」
「だって、今日で勧誘始めて1ヶ月でやんす!!これだけやって1人も入ってくれないとなると・・・」
「あきらめちゃダメ!!あきらめたらそこで・・・・あれ?何だっけ?試合・・・試合・・・何だっけ?」
「もう、こんなこと辞めて来年の新入生にかけるしかないでやんす」
「ほら、もう少し勧誘してみようよ!!」
「はぁ・・・・、あっ!!いいこと思い付いたでやんす!!」
「え、何?」
それを聞いた瞬間、思わず矢部君を半殺しにしてしまった・・・。
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