3 衝撃の学園?!

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"花奈川自然界研究学園" 俺は今そこにいる 入学式をやっている 名前からして普通の学園じゃないことは皆目理解できる 問題はなぜこんな学園に入ったことだ 学費免除…さらに治療費まで出してくれていた学園だ しかしわからない…そうまでして、俺をこの学園の誰かが入れたがっているのか… あれこれ考えていると後ろから声をかけられた 「なぁ、あんただろ特選入学者って」 認めるのは難しいが理解するしかない言葉にさらにうなだれた この際だややこしい事は無視だ 「俺は仙道 聖(センドウ ヒジリ)聖で良いぜ」 勝手に自己紹介しやがって握手まで求めて来やがった これを無視はできない失礼に値する 「俺は俊哉、新田…俊哉」 ひと呼吸いれたのはまだ新田と言う苗字に慣れてないからだ 「よろしくな!あっ、ちなみに俺の能力は炎まだまだペーペーだけどな、お前の能力は?」 能力?炎?何の事だ? 思ったままの質問をぶつける事にした 「能力って何だ?炎?何の事かわからないんだけど?」 「は?」 思った通りの反応だ 「だから、能力なんて知らないんだ、特選入学の事も理由は分からない」 「そのジョーク笑えないぞ」 「こっちはこんな学園に入って泣きたい位だ」 「マジなのか?」 「大真面目だ」 そうこうしてる内に入学式はおわった 「お前、これから大変だぞ」 その言葉は呪詛の様にはなれなかった
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