加藤京子

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命に別状は無かったらしい。 でも、右足がぐちゃぐちゃになり、切断せざるを得なかったらしい。 彼の生き甲斐とも言えるサッカーが出来なくなった瞬間だった。 私があの時もっと注意して歩いていれば、私が智輝と一緒に帰ろうなんて言わなければ、思わなければ……。 私が…… 私が智輝の人生をメチャクチャにしてしまったのだ。
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