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「で、何で此処にいんのお袋」
「あのね、明日から旅行というか旅に行こうと思っててね」
「お袋だけ?」
俺は、疑問に思いながら問いかけたが
「ううん、劉ちゃんも」
「親父もかよ」
その時に俺は、ある事に気がついた
「……お袋、まさか」
「うん、さくらちゃんの事宜しくね」
お袋は、俺に向かって語尾にハートをつけ、ウインクしながら言ってきた
「………嘘だろιι」
俺は、戸惑いながらさくらを見る
そんな俺に気付いたさくらが
「よろしくね、おにいちゃん」
とニッコリしながら、言った為俺は、嫌とは言えなかった
「あ!!」
さくらは、何かに気が付いた様に声を出した為、近くにいた柊が問いかける
「どうしたの、さくらちゃん」
「あのね、いってないことがあるの」
「言ってない事?」
さくらの言葉に夏紀が復唱した
すると、さくらは立ち上がり俺たちの前に移動し飛び切りの笑顔で
「えっと、こんにちは」
と言った為、俺達は、皆さくらに向かって挨拶を返した
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