第2話

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「で、何で此処にいんのお袋」 「あのね、明日から旅行というか旅に行こうと思っててね」 「お袋だけ?」 俺は、疑問に思いながら問いかけたが 「ううん、劉ちゃんも」 「親父もかよ」 その時に俺は、ある事に気がついた 「……お袋、まさか」 「うん、さくらちゃんの事宜しくね」 お袋は、俺に向かって語尾にハートをつけ、ウインクしながら言ってきた 「………嘘だろιι」 俺は、戸惑いながらさくらを見る そんな俺に気付いたさくらが 「よろしくね、おにいちゃん」 とニッコリしながら、言った為俺は、嫌とは言えなかった 「あ!!」 さくらは、何かに気が付いた様に声を出した為、近くにいた柊が問いかける 「どうしたの、さくらちゃん」 「あのね、いってないことがあるの」 「言ってない事?」 さくらの言葉に夏紀が復唱した すると、さくらは立ち上がり俺たちの前に移動し飛び切りの笑顔で 「えっと、こんにちは」 と言った為、俺達は、皆さくらに向かって挨拶を返した
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