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「違う!あれは!あれは違う!
……………俺がこんな事言うのは間違ってると思うけど
俺だって気持ちが動いて、だけどどうにも出来なくてそんな葛藤があったんだよ。
あの時は素直になろうと思った。
気持ちの向くままに動いてみたいと思ったんだよ。」
彼の顔は見れなかった。
もしも強い目で見つめられていたらきっと視線を反らせないと思ったから
反らせなかったら受け入れてしまう
信じたくなってしまう
そんなのはダメ
揺れてはいけない
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