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…そういえば。昔は2つの貝の内側に同じ絵を描いて、それを複数用意した「貝合わせ」という娯楽があったらしい。これは神経衰弱と同じものらしい。
いやはや、神経衰弱は昔からあったんだな。
昔から皆神経を衰弱させて遊んでいたのか?
……もしかしたら。
神経衰弱とは昔、貝合わせをしていた人が勝負に負けて悲しみのあまり神経を衰弱してしまったことからきたものなのかもしれない。
その人には恋人がいたが、恋敵から「あの人をかけて貝合わせで勝負だ!」という崖の上での戦いを受け、惜しくも負けてしまったその人は泣く泣く恋人を取られてしまい、そして神経が衰弱してしまった、と……。
あぁ、考えると悲しい話だ。正々堂々勝負したのは素晴らしい。だが全力をかけたにも関わらず勝負に負け、恋人を奪われ…。さぞ辛かったであろう。
今まで仲睦まじくしてきたのに、それが真剣勝負で失ってしまうとは…。悲しいものだな。自分だったら耐えられない。
しかしその人は前に進むだろう。新たな恋を探し、また勝負に出会すかもしれないが。その時は是非とも勝ってもらいたいものだな。うん。
…………で、何の話してたっけ?
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