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四人が軽く自己紹介をすましたら、バスが来た。全員バスに乗り、バスを出発した。 ―バスの中― 江藤「永野さん、探偵雇うなんてせこくないですか?」 永野「この招待状には、雇うのはダメだとは書いてないし、誰呼んでもOKって書いてるだろ?」 江藤「でも~」三十代前半とは思えないしゃべり方だ。 小笠原「まあいいじゃないですか江藤さん、この探偵、俺が見るかぎりたいした奴じゃないと思いますよ」 桜「なんですって!」 小笠原「かわいいお嬢さんには言ってませんよ」小笠原は桜にウインクする。 桜「(げえ~何こいつ?)」小笠原のその行動に桜は吐き気がした。 桜「竜崎をあんまりなめない方がいいわよ。ねえ?竜崎?」桜が竜崎の方に顔を向ける。 竜崎「はい?何か言いましたか?」どうやら寝かけだったらしい。よだれが口から出ている。 桜「(こいつ~)」桜は思わず拳をにぎる。 小笠原「んじゃさ~探偵ってやっぱかしこいんだろ?俺と数学の暗算勝負しよ~ぜ。俺かなり得意なんだよね」 桜「上等じゃない!」 竜崎「ちょっと桜さん、勝手に決めないで下さいよ。めんどくさい」 桜「うるさい!やるったらやるの!」 竜崎「ハイハイ」
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