館へ

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執事「皆様初めまして、私はこの館の主であるクライム様に雇われている執事であります。よろしくお願いします。では、辺りも暗いので、館の中に入ってご飯を召し上がって下さい」60代前半のおじいさんだ。顔にはくっきりと見える傷跡がある。 竜崎「質問があります」ピシッと手を挙げて竜崎は言う。 執事「何でしょうか?」 竜崎「執事さんの名前は何と言うんですか?」 執事「名前・・・ですか。すみません。私は記憶喪失でして、名前を思い出せないんですよ」悲しい顔をする執事。 竜崎「そうですか・・・それじゃあ、あなたの名前は今日から羊です」 桜「あほか!そんなのあんたが決めるものじゃないでしょ!ってか名前決めるの適当すぎ!」 執事「羊・・・ですか。わかりました。今日から私の名前は羊です」笑顔で言う羊。 桜「え!いいんですか!?」 北野「とことんあほだなぁお前は。(まあ、いいあほだけどな)」 羊「では、案内します」 竜崎達は、館の中に入って行った。
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