密室

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竜崎「亡くなってからけっこう時間がたっている様ですね」竜崎は死体を調べに入っている。 桜「相当苦しかったのね」桜が江藤の顔を見る。その顔は苦しそうにしており、目はカッと開いている。 桜「なんかわかった?」 竜崎「はい、気になるのはナイフが横向きに刺さっていることですね。後は得にありません」 桜「私思うんだけど、これが殺人だったら密室ってことになるよね?」辺りを見回して言う桜。 竜崎「まだわかりませんよ。もう少し調べてみましょう」部屋を調べだす竜崎。 部屋は全く荒らされておらず、争った形跡はない。 桜「あっ!窓開いてる!・・・ん?でもちょっとしか開かないわよ」 竜崎「15㎝ぐらいの幅まで開きますね。・・・ふむ、なるほど」 桜「なんかわかったの?」 竜崎「まあ、それはいいです。とにかく今日来てる皆さんに聞きたい事がありますしね」 桜「え!?もう調べなくていいの?」 竜崎「はい、もういいですよ。だいたいわかりましたから。」頭をボリボリかきながら言う竜崎。 北野「すまん遅れた!でっ死体は?」かなり遅れて北野がやって来た。
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