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北野「そうと決まれば、今すぐ行くぞ。車とめてるから」
桜「あっ!私が運転する!」手をあげる桜。
竜崎「だめです」
桜「なんでよ!」
竜崎「まだ死にたくないですから」
桜「それどういう意味!」
北野「まあまあ二人とも・・・まあ俺も死にたくないが・・・」
桜「北野さんまで・・・」さすがの桜もあきらめたようだ。
―車の中―
竜崎「キタノさん、推理大会について詳しく教えて下さい」首を180度に傾けながら言う竜崎。
北野「ホクノだ!・・・実は俺も詳しく知らないんだ」
竜崎「・・・キタノさん、その友達に何か秘密でもにぎられているんですか?」
北野「うっ・・・なぜそれを・・・ってホクノだ!」
竜崎「さすがキタノさん、ツッコミを忘れませんね。」笑って言う竜崎。
北野「いいから言えよ・・・」
竜崎「キタノさんが、いちいち私の探偵事務所に来て頼むなんて、今まで少ししかありませんしね。頼んでる時も、どこかそわそわしてましたし」
北野「その通りだ。嫌な秘密をにぎられててな・・・」
桜「さすが長い付き合いね~。北野さんの秘密って何なの?」
北野「いや・・・それは・・・」あきらかに北野の顔が青ざめた。
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