あいつとスイートポテト

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お父さん。 なくなて 実家のベッドで 動くことなく寝ていた 顔には生きてる面影の かけらもない 魂が抜けた体 涙がぽろっと一粒 たった一粒だけ 流れ頬を拭う 何もしてあげられなかったね。 もし私が健康だったらと、言葉にださずいっちゃっいけないと、 言葉を飲み込む。 優しさだけでは 何もできない 厳しすぎても 何ができるの 愛、温もり 暖かい声 最後まで家族に実家で看取られた父は ありがとう という言葉を伝え 目を閉じた 朝の明け方の携帯電話 なくなた と 伝えられた
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