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『まずは色彩の魔力…
向こうの世界の魔法は一人につき一つの属性しか使えない…
言い換えればどんな人でも一つは属性をもっているし、稀に二つの属性を持つ者もいるがね
君がこの色彩の魔力を選んだ場合、その世界に存在しうる全ての属性を扱うことが可能となる』
うわっ、反則くせーなオイ…
しかし全属性か、そういうの使えるようになるってのはオレの中に潜む中二心をくすぐられるな…
『そしてもう一つは透明の魔力…
こちらは色彩と違ってどんな属性も使えない…
簡単に言うとその世界の魔法は基本的に一切使えなくなる
ただこの魔力は君が元々いた世界…、現実のものから空想上のものを含め、全ての物質や能力、存在を再現することができるようになr「あ、透明の魔力で」……即答だね...』
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