0人が本棚に入れています
本棚に追加
美夏が大好きな彼。
関祐馬は、美夏が中学2年生になって、同じクラスで知り合った
陸上部キャプテン。
――――――――――
ある日の放課後、ななと2人で騒いでいた美夏。
『美夏マフラー似合うって!』
『似合わないよ!』
くだらない言い合いをしていたところに、関が通りかかった。
この頃から関を気になっていた美夏。
ななは何か思いついたように関に話しかけた。
『関!美夏のマフラー似合ってるよね?!』
『何言って…』と驚く美夏を見ながら
関は微笑み
『似合ってるじゃん、可愛いよ』
と言った。
美夏の胸が大きく跳ねた。
美夏はこのとき『好き』という気持ちを覚えた。
美夏は何も言えず、顔を真っ赤にしてその場から走り去った。
―――――――――――
このときから美夏は彼のことが大好きだった。
、
最初のコメントを投稿しよう!