寺院

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高僧に成りすました持人。大ボス。マジシャン。もう少し…この寺院のいまいましさは『オカマ及ばず』長く腐敗した悪習と信仰が青年を生贄人形とする。精神は犯され、闇の中で蠢くも爆発する。この寺院の歴史と同様こいつらの考えている事など、どうでもいい。神か仏様かの話だ。ここのやつらの生活習慣こそが、この残虐かつ穏和。狩人の冷静さ。『調律のとれた精神』を作っている。食事と排泄の回数。性交の時間と自慰の矯正…薬の調合と配布。この寺院に住む僧侶たちは精神病をもつ者が一人もいない。奇跡の地域として知られるが、それは民人が思うような神の仕業ではない。各々の排泄と性交と食事と薬のバランスなのだ。ここでマジシャンはコントロール薬を使い高僧として性交をし、肉と果実を食べ周りの坊主達を去勢してるってわけだ。何処の世界でも何処にいっても、神が支配する世界などないってわけ。誰かが誰かをコントロールして性交をするってわけ。必然的に必要として神は犯されないように祀られてるってわけだ。『永遠の真理』何から始めるか…マジシャン坊主はまだ先、もっと下の下に住む僧侶たちと共に生き血を吸っているだろう。 俺は吸血鬼を殺すってわけだ。
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