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俺はこの一連の流れを上層部へ報告書として提出しなければならない。この地下の街の全てを。
提出しない場合は俺は逮捕。監禁されるわけだ。麻薬使用。所持。売人にしたてあげらる。どこでも組織の奴らは弱者から攻撃し、隠しておきたい物事をさらけ出す。
ヤク切れの朝。吐きけのする朝食。ヤクの為なら友人も恋人も妻も家族も息子も売り飛ばす。
それがヤクだ。狂人のオカマの肛門性交。報告書に書くのはこれだけ。後はここにも俺にも何も無い。俺は空中タイプライターを使い報告書を送った。ふと『真実などない全て許されている』というバロウズの言葉が脳裏にうかび、ヤク切れの俺は泣いた。ヤクが切れるといつもノスタルジックになるんだ。必ず。ヤクが必ず切れると一緒だ。必ずやってくる。
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