エピローグ

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  12月21日、月曜日。 「そっかそっか、良かったね」 表情がゆるみきっている真帆から、昨日の話をきかされた佳奈は、よしよしとその頭を撫でる。 「うん…もう、幸せすぎて死にそうだよっ」 「はは、そこまで喜んでもらえたら、竜も苦労した甲斐があったよねぇ~」 「わ!政井くん!?」 急に現れた志紀に真帆は驚き、佳奈はため息をはいた。 「それ真帆に言っていいわけ?」 「もう済んだしね~真帆ちゃんはそれで寂しい思いしたんだし?」 「え、な、なんのこと?」 .
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