日常を歩く

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そしてその愛梨にわめき散らしているのが我が姉 矢島 秋音(ヤジマ アキネ) 歴としたブラコンである。 一卵性双生児のはずなのに全くといっていいほど似ていない。 しかも、その容姿から毎日たくさんの男共からアプローチを受けているにも関わらず、「ハルがいるし、あんたは生理的に無理」と言ってバッサリ切ってしまう。 そのため、中学の頃はさんざんないじめにあった。 だが、その事もばれて俺にいじめをしたやつは片っ端から病院送りにされている。 怒らせたら恐いんだ。 だって暴走族のトップだもん。 その事はおいおい話すとして、まずはこの状況だ。 何とかしないと。 春斗「姉さん…」 秋音「なんだ?春斗っておわ!?」 俺は打開策として姉さんを思い切り抱き締めた。 そうでもしなきゃ、絶対遅刻するから。 秋音「うきゅう…」 姉さんは目を回しながら倒れた。 俺の勝ちw
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