十プロローグ十

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「混乱するのはわかる。だが、今のこの現状が真実だ。話は変わるが、さっきも言ったように君はまだ死ぬ運命じゃない。だから君にはもう一度生きて貰おうかと思うんだが、どうかな?」 神様は俺の心を読んだかのように疑問に答えてくる、しかも信じられないことまで言ってきた。 「え?俺・・・・・生き返れるんですか?」 もう一度生き返れる!その事実が純粋に嬉しい。 「私は君に恩がある。その恩を返させてほしい。残念だが、同じ世界に生き返ることはできない。ただ、私が管理するもう一つの世界に転生という形だけど生き返らせることはできる。君さえよければだけどね」 「それでもいいです!俺、まだ生きていたい!お願いします!」 生き返れるのならば生き返りたい。そう思った俺は神様にお願いする。 「いい返事でよかったよ・・・・・じゃあちょっとだけ説明したい事があるから聞いてくれる?あとお詫びも込めて君にプレゼントしてあげる。」                                   
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