十俺が女の子!?十

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「なんで!?なんで!?俺が女の子で女の子が俺で!?」 混乱する俺はもう一回自分の姿を確認する 「うわぁ…可愛い…」 水面に移る自分の姿につい言葉がこぼれた。 水面には黒く艶やかな髪が腰の辺りまで伸びていて、整った眉、クリッとした丸く大きな黒の瞳、上向きに伸びた長い睫、スッっと通った鼻筋、プリッと膨らんだ唇、どれを取っても美少女と取れる自分の姿がそこにあった。 身長は160センチ程だろうか、男の時よりも低くなっている。 今は白のシャツに袖の部分などに白のラインが入った深青色のブレザーを羽織りシンプルな赤のネクタイ、赤いチェックが入った黒のミニスカート姿だ。 全体的にスレンダーなのだが、ブレザーの上からでもわかる形のいい大きな胸にくびれた腰、綺麗な曲線を描くヒップへと続き、スカートから見える形のいい長い脚は黒のニーソックスに包まれている。髪の一部をまとめている鈴が左の胸元で静かに輝いていた。 絵に描いたような美少女の姿に自分の姿ということも忘れて見惚れてしまった。                    
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