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3102年‐日本‐
「諦めるな!我が日本は滅びん」
暗い夜の海で爆撃音が響いた。
「本艦ダメージ大!エネルギー残りわずかデス!」
「なに!?」
「もうもちません!」
大きな戦艦は暗い海を照らすように真っ赤に火を上げていた。
「あれを準備しろ」
「艦長!あれは本艦自体も破損してしまいます!」
「かまわん!富士丸が沈もうが日本は滅ばん!」
「大粒子電撃砲準備完了!」
「日本万歳!うてー!!」
「日本万歳!」
その瞬間辺りは光に包まれた。
富士丸による、超巨大ビームの光が辺りを照らしたからである。
電撃砲は敵国であるサームン王国の戦艦を捕らえた。
しかしサームン王国の戦艦は沈むことはなかった。
むしろ無傷だった。分厚い装甲と特殊なバリアが戦艦をおおったからだ。
富士丸はその出来事をしることなく沈んでいった。
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