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小さな頃、阪神大震災にあった。
幸運にも京都南部では震度4~5くらいで、家が少し歪み、幾つかの家具と照明が破損した程度だった。
しかし、あの朝のことを忘れることはないだろう。
被災直後、学校でも何か力になろうとなったが、出来ることなんてそうはなく、募金活動をやったくらいだ。
自分の無力さに嘆くことなんて無かった。
ただただ、少し離れた場所が空爆に会ったような悲惨な状況にもかかわらず、間逃れたことをありがたく思っただけだった。
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