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「私、聖の貴族だった。魔力無くて・・・グスン」 あぁ、貴族の子供ならもっと辛かっただろうな。 あ、そういえば 「俺んちは?俺んちはなんだったの?」 「漆黒を司る貴族です。当主様は漆黒王でした。」 ???また、初耳出てきたぞ。 改めて聞くと、昔どんだけ聞き流してたか分かる。 ごめんなミャオ。 「それぞれの貴族の投手は司る属性の“王”となります。国王と面会し会議等を行います。」 「了解。ありがとね。ミャオ。さーて、これからどうするか。ロワン国をせめるならもう少し強くならないとな。」 魔法と体術と剣術だな。 昔より魔力が増えてる感じするし、もしかするとミャオも増えてるかも。 そしたら、援護術を覚えてもらわないと。 「手始めに癒の国に行こう。」 「なぜ?」 「そこで学校に入って俺もミャオも勉強しよう。大丈夫、飛び級しようぜ。」 「ギルドでお金、ためないと。」 あー。行ってたな。 「よし!癒の国のギルドへゴー。」
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