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ライは、あたしのパジャマのズボンを脱がそうとする。
あたしは必死でズボンを引き上げて、それを阻止した。
だめだめー!!!
それはだめ!!
「俺に逆らう気か?この服、引き裂いてもいいんだな。」
ライの鋭い爪が内腿にくい込んだ。
う…
そんなライの目は本気で。
「気持ちよくしてやるよ。」
そう言って首筋を舐められれば、一気に全身の力が抜けた。
抵抗できない。
気づけば、パジャマは足首まで下ろされていた。
ライの息が足にかかる。
あたしは窓を背に立ったまま、ライが屈む姿を上から見下ろす体勢になっていた。
ねえ…
この光景、めちゃくちゃエロいんですけど。
恥ずかしい。
すごく恥ずかしいけど…
今は、ライの牙がほしい。
もっと噛んでほしい。
そう思ってしまう。
あたし、やっぱりどうかしてるな。
ライは、あたしの左の内腿にゆっくり舌を這わせた。
「ひゃあ!!」
く、くすぐったい!
ライは唇を押し当ててくる。
今度は、内腿に全身の血が移動していくみたい。
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