幼なじみの小悪魔ちゃん

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ライが… 俺様で、意地悪で、普段絶対にツンしか見せないあのライが…! デレている…!! お酒(サイダー)のせいなのはわかってるけど、確実にデレている! 超レア!! あたしは、ここぞとばかりに日頃の恨み(?)を晴らそうと、ちょっとだけ遊んでみることにした。 「はいはい、ライはいい子ね~。あたしの隣に寝転がっていいよ。」 そう言ってみると、ライはコテッと素直にあたしの隣に寝そべった。 な、なにこれ! おもしろーい! あたしのイタズラはエスカレートする。 「じゃ、じゃあライ。手をこうやって猫みたいにして、ニャーンって言ってみて?」 ライは眠そう。 だけど、目をこすりながら。 「…にゃー…ん…?」 あたしの言った通りにやってくれちゃった。 激、萌え!!!! やばい、超おもしろい。 やめらんない! 調子に乗ったあたしは、さらに要求する。 「ライ、今度はさ、おでこにちゅーして?」 なんちゃって…。 すると、ライの顔が近づいてきた。 わ…
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