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そのままおでこに…
…って。
次の瞬間、ライの唇は、あたしのおでこじゃなくて、唇に着地した。
一瞬、舌を強く吸われる。
う…そ…
「調子に乗るな。」
ライは顔を赤く染めたまま、少し怒ったような表情で言った。
でも、そのまますぐにあたしの横に倒れて、すやすやと寝始めてしまった。
な、な、なんなのお~!?
結果、あたしの方がライよりも顔が赤くなってしまったことは言うまでもない。
恐るべし、ライのデレ…!!
――――…
ママとライが眠るなか、あたしはテーブルの上を片付ける。
それにしても、今日は過激な1日だったなあ。
ライの幼なじみが突然現れたり、お好み焼きパーティーが開催されたり…
あたしはリビングで寝ているライを見た。
あたし、ライについて知らないこと、まだまだいっぱいあるんだなあ。
もっとライのこと知りたいな。
そして、あたしのことも知ってもらいたいな。
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