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目が覚めたら、いつもの白い天井があった。
また、この夢か。
心臓がバックンバックンすごい速さで動いてる。
夢だとわかって一安心したあたしは、大きく息を吐き出した。
部屋の窓からお日様の光が入ってきて眩しい。
「んーー!」
あたしは伸びをして、ベッドを降りた。
クローゼットに付けられた全身鏡を見る。
やば。あたし、超疲れた顔してるじゃん。
ちょっと目の下にクマができている自分の顔を見て、頬を両手で軽く2回叩いた。
「今日は勝負の日なんだから、こんな暗い顔してちゃダメダメ!」
そう。
今日はあたしの人生の中で勝負の日。
今日、ずっと片思いしてきた先輩に告白するの。
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