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彼と私
私はもしかしたら今日も来てくれるのではないだろうかと胸いっぱいにドキドキしていた。
私はいつのまにか彼のことをずっとこんなにも好きになったのだろう…あかの他人なのに始まり方はあんなに酷かったのに私はただ星よりも早く彼に会いたいと言う気持ちでいっぱいだった。
コツコツと言う階段の音…。
なんだかその音が嬉しいそうな音に聞こえて彼が屋上に来た瞬間に思わず私は彼を抱きしめてしまった。
彼女はみるみるうちに顔が真っ赤になり下を向いて小声でごめんなさいとあやふやな感じで言った。
彼はどうせまたすました顔で私の顔を除くと彼はそっぽ向いて耳の裏側が赤く染まっていた。
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